03/28/2024

病院以外で活躍できる看護師の職場

看護師は医療に従事する職業であり、一般的には病院が職場となるイメージが浸透しています。しかし、実際には、看護師の職場は病院に限らず多岐に渡ります。また、病院といっても、美容クリニックのような美容を目的とした施設も職場の選択肢として存在します。

その他、病院以外の職場の一つに献血センターがあります。献血センターは病院に提供する輸血用の血液を採取する施設で、採血は医療行為であるため看護師の常駐が必須とされています。病院とは異なり夜勤が無く、患者の体調管理も業務には含まれないため、プレッシャーや労働の負担が少ない職場で働きたい人に人気の職場です。採血のために数日単位の出張に従事することはありますが、それ以外は長時間拘束されることが無いため、融通を利かせながら働ける環境と言えるでしょう。

さらに、病院以外の職場には、介護施設や保育所なども挙げられます。どちらも施設を利用する人の体調管理に気を配るのが主な仕事となります。バイタルチェックや介助など、看護業務は多少ありますが、医師の指示で動くような直接的な治療行為にはほぼ関与しません。施設と連携している病院とやりとりをする際に、仲介役としてサポートに当たることが求められます。

介護施設は基本的に日勤ですが、施設形態や場所によっては夜勤に従事することもあるため、しっかりと確認しておくのがベターです。介護施設で働く看護師は、病棟勤務ほどの緊迫感はありません。そのため、一人ひとりに寄り添ったケアを実践できるというメリットがあります。職場によって、こうした状況は変わってくるため、きちんと把握した上で職場選びをすることが大事です。